祝‼️大槌町・ジャズ喫茶”Qin”再開




2011年3月11日、ジャズ喫茶Qin(クイン)のマスター佐々木賢一氏は、津波迫り来る中、娘に文字通り背中を押され、高台に上がり難を逃れたが、巨大な黒い波が大槌を飲み込む様を見てしまった。私も後日その高台に登ったが、その恐ろしさと哀しさに、感情は行き場を失った。


店と町、そして妻をも失ったマスターは娘と共に花巻市郊外に移住した。私は見舞いがてら訪問ライブを行った。大槌、釜石、盛岡、花巻の人達も、被災し避難生活する中、聴きに来てくれた。


大槌に帰りたい思いを抱き、病魔と闘い、町の復興を待ち続けたが、2018年8月、妻の元へと旅立った。





佐々木賢一氏は40年前、盛岡で”パモジャ”というジャズ喫茶もやっていた。”伴天連”というもう一軒の店の主人・瀬川正人氏と二人は、その見識と人望で、岩手県のジャズ、東北のオーディエンスをリードし双璧をなした。その頃、盛岡の大ホールで行われたジャズフェスティバルで古澤良治郎(ds)クインテットの一員として演奏したのが、盛岡とのそして岩手県との最初の繋がりだった。古澤さんが思いを寄せた”パモジャ”も名曲だ。しばらくしてパモジャも伴天連も閉店して、佐々木氏は大槌に帰りQinを営んだ。





そんな父親をそっと、ずっと見てきた娘、多恵子さんが、震災8年9ヶ月を経て、花巻から大槌に帰り、”Qin'”を復活させる決心をした。2019年3月に再開された三陸鉄道リアス線・大槌駅前にできた”三陸屋台村おおつち○○横町””Qin(クイン)”を出店。2019年12月22日オープン!

0193 42 3252は震災前と同じ番号。


年の瀬に最高のニュースが舞い込んだ。




#三陸屋台村おおつち #ジャズ喫茶クイン

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